人生が仕事しかないって、やっぱりどこか物足りないというか、お金や社会的立場の充実感がいくらあったところで人というものは心の充実感がなければ生きることに楽しさを感じないんですよね。楽器を演奏することとかって、まあ端的に言えばお金にならないし、他人を感動させられるくらいまで上手くなろうとするととんでもない労力、忍耐、時間、お金を必要とするわけで、そんなことが出来る人というのはつまり言えばそれだけ心にも社会的にも余裕を持っている人なんですよね。別に楽器が出来るからという直接的な意味でその人が社会から凄いと見られるのではなくて、楽器を演奏できるほどの余裕を持って社会を生きていることにみんなは敬意を払うんですよ。 人生を楽しんで生きるということはつまり、他人から見ても余裕があるほどの生き方をしていることなんですよ。それは別に社会的な役職や立場の高い低いではなく、お金を沢山儲けるかどうかではなく、女をとっかえひっかえ出来るかではなく、もっと別のことなんですよね。だから、別にトラックの運ちゃんでも年収1000万を超える人より人生を楽しんでいたりするんです。 まあ、でも主婦のように普段から時間が余って仕方がなくても人生を楽しんでいない人は沢山います。お金があればいいわけでもなく、時間があればいいわけでもないんですよ。難しく聞こえますが、人生を楽しむとはすなわち心に余裕を持つことなんですよ。難しく聞こえますが、実際はとてもシンプルなことなんです。まあ、シンプルだからといって簡単なわけでもありませんが。 まずは自分が"何をしたいか"を感じること。その選択肢さえも思い浮かばないなら、まずは自分の感性や知識を豊かにすること。何をしたいか分かれば次はそれに対して物怖じせず第一歩を強く踏み出すことの出来るだけの度量。ま、細かいことはいくら言っても、究極的には自分が人生を楽しみたいという意志がなければ何をしても無駄ですよね。 こうなりたいと思うなら、時間がなくてもお金がなくてもとにかくやってみれば良いんですよ。失敗したからって死ぬワケじゃないし、失敗することって、思ったよりも充実感ありますよ。結局は心の余裕、か。話は元に戻りますね。
by Alfred_61
| 2008-11-20 23:32
| 日記
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