一日中雨が降り、街に出歩く人の数はいつもより心持ち少なくて、僕は部屋で一人洗濯物が終わるのを待ちながら思いを巡らせるのです。香炉から立ち上る細い煙がほのかに香り、得ることも失うこともなくただ流れていく時間の中で僕はふと思いました。 多くを望まず 少しの幸せに感謝し 罪を犯さず 人の罪を赦し 自分以外の人の幸せを願い 例え人に否定されても卑屈にならずに 生きることに苦しまず 思い煩わず 失敗を深く反省し 成功を喜びすぎず 自分以外の人を敬い 例え周りから敬われずとも自分を失わず 例え人から愛されずとも人を愛し 自分が失うことを恐れず 人に与え 見返りを求めず そして、そんな自分の人生を楽しんで そんな風に生きられたら、生きることにも意味があるのではないでしょうか。 僕にはまだまだ出来ないことばかりです。考えても仕方のないことなのは分かっているけれども、僕には心のどこかで生きることそのものに辛さを感じている部分があります。心から日々の小さなこと一つ一つに喜びを見つけ、雨の日でも心は晴れやかに生きられたら、そんな風に生きられたら、僕のような矮小の命にもこの大自然に対して何かが出来るような、そんな気がします。
by Alfred_61
| 2009-04-14 19:33
| 日記
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