ロック魂って、僕は持っているしそういう生き方をしていると思います。Björkなんか聴いていると、コイツ、生き方そのものが音楽なんだなと思えるほど強烈です。どうでもいいことですが、何故か僕の音楽はビョークに似ているそうです。アメリカ学識音楽界でよくそう言われました。日本でもそれを言うと、「分かる」という人がいますが、僕自身は全然理解できません。全然似てないと思うけどな。 いやいや、人間、音楽をやるなら魂レベルからわき出る物を表現するべきなんですよ。それが今日のテーマです。自分が心から自分と一体になっていない音楽をしたところで、それを続けることは出来ないんですよ。心がロックでないのにロックをやろうとしてもそんな音楽が響くはずありませんよね。考えてみれば当たり前のことですが。 まあ、そうやってスピリットというものは個人個人全然違うわけで、そういう連中が集まって構成するバンドというのはやっぱり面白いわけです。ブラスバンドとかオーケストラとか合唱団とかだと、個人個人の個性も主張も邪魔なだけで、常に出る杭は打たれる扱いを受けるのでみんなまるで"機械"のように音を出すのですが、コレがロックバンドになってくるともう個性同士のぶつかり合いなんですね。そもそも全然考えてることもスピリットも違う人間が複数集まって一つの物を作る、ということ自体が根本的に不可能だと信じる人には絶対に理解できない世界ですが、ロックバンドにはそこにしかない不思議な音楽世界があるのです。 自分の意志も反映され、みんなの意志も伝わり、それでも何故か"これぞ自分たちの音楽"と言えるものが出来上がるんですね。不思議です。いくら曲を書いているのが一人だとしても、コレが不思議なことに上手くいくんですよ。ワンマンバンドは言い換えれば上で言う所の"機械"の演奏ですが、そうではなくてきちんとそれぞれが主張してぶつかり合うからこそ生まれる魔法がここにはあるんですね。 スピリット同士をぶつけ合うことは、別に喧嘩をしているわけでもなく、否定し合うわけでもなく、けれども尊重し合ってすべての意志で一つの頂点を目指すことなのです。アンサンブルの楽しさ、まさにそのものですね。人と人がそうやってぶつかり合うからこそアンサンブルは楽しいし、やめられない。よし、いよいよ8月です。やりますよ、レコーディングプロジェクト。必ず成功させます。
by Alfred_61
| 2009-07-31 20:38
| 日記
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