昨日はレコーディング3日目でしたが、ちゃんと予定通りの物を作り終え、しかしヘトヘトになりながら充実感を抱えて帰宅しました。昨日でギタリストは今回のお役ご免となり、残りの2日間はベース、ドラム、ヴォーカルの録りだけが残っています。予定的にももう峠は越えているので後は時間に余裕を持ってじっくりゆっくり良いものを作っていこうと思っています。 しかしまあ、なんというかいい年した連中が集まって大汗かきながら演奏し、録音し、それをミキサールームでみんなソファーに座って聴いたりするんですね。みんなして「だめだなー」とか「うおおおお熱い!」とか言い合って、こういう時間をみんなで共有することこそバンドのあるべき姿なんだなとつくづく感じました。 結局、技術の高い人間をただかき集めてきてベストチームを作ったとしても、人と人との信頼や繋がりなくして良いアンサンブルを構成することは出来ないんですよね。もちろんベストは技術の高い人間を集めてきてそのメンバー内できちんと繋がりを作れることなんですけどね。でも、気をつけないといけないのは、技術の高い絆の浅いチームよりも、技術はそれほど高くなくても絆の深いチームのほうが総じていい音を出す、ということですね。これ、ホントそうなんですよ。 つまり、誰の技術がどうだとか話し合うよりも、お互いに信頼し合って、きっとやってくれると辛抱強く練習していけることこそ実はすべてのメンバーに必要とされる感覚なんですよね。お互いが信じ合う力こそ、実は個々の力を100%引き出す触媒となるのです。バンドメンバー全員にそれを理解して実践しろと言うのは酷ですが、少なくともバンドをまとめるリーダーはそういうことを考えて動ける人間でなくてはいけないのですね。 今日はこれからアメリカ人のバカどもに鯨の肉を食わせるために京橋に行きます。鯨なんて日本でしか食べれないし、僕の大好きな鯨の刺身(はい、ご存じの人は想像できるでしょうが、真っ赤な身から血がポタポタ滴る非常にグロテスクな食べ物です)とか是非この機会に食べて気持ち悪くなって貰います。ケッケッケ。大阪へようこそ!
by Alfred_61
| 2009-08-20 19:40
| 日記
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