何度となく身につまされた言葉の一つです。そう、誰にだって、どんなに頑張ったって、どこかに限界というものは存在するんです。それ以上は出来ないポイントというのが必ずある、ということです。何かを極めようとしても、極めることは実は不可能で、必ずこれ以上上達しない、というポイントにぶつかるのです。 人としてもそうです。自分は若いし、無理もきくからいくらでも頑張れる、と思っていてもあれ?と気づいたらもうその時には遅く、人前で気絶したりとかいうことになるんですね。別に何をしていたわけではないのに、倒れたりするのはずっと限界ギリギリで頑張り続けているから。僕はどちらかというとそういうタイプなんですけどね。 自分のこともそうですが、自分がそうだということは他人も同じなわけで、どんなに年上だろうが年下だろうが、キャリアがあろうが上司だろうが、その人にも平等に限界があることを、僕は知っています。その人が限界に当たってしまうからといってその人を責めることは出来ないし、まあ可哀想な人だなという感じで僕は見ているだけです。仕事上嫌味を言われたり嫌がらせをされることはまあ、金魚の糞的な付録ですよ。だって当然でしょう、自分が気に入らないと感じるとか、他人が我慢できないと感じようが、本質としての仕事や結果というのは変わらないじゃないですか。 限界を感じたら、本当はそれを素直に他人に言える環境社会を作らなければいけないのですよ。それなのに、学校だろうが会社だろうが、辛くても辛いと言えないし、限界があるならそれギリギリまではガンバレと言われるのがまるで当たり前のようになっていますからね。まあ、ただのデスクワーカーなら限界ギリギリまで仕事したって結果は変わりませんから好きにしろと僕は思いますが、僕たちのようなクリエイターにとっては睡眠不足は良い仕事の敵ですからね。 限界は認めるものです。自分自身に対しても、他人に対しても同じです。そこが分からない人とは、どうしても話になりません。クリエイターならば、常に心にも体力にも余裕を持って仕事に取りかからなければ、責任を持って仕事を全うできないし、クライアントに対して失礼ですからね。
by Alfred_61
| 2009-12-20 23:45
| 日記
|
ファン申請 |
||