より良い学歴を持っていてエリートに近い人間ほどオフィスで働き、底辺に近いほど屋外での仕事や事故という危険と隣り合わせのトラック運転手のような仕事に就くのが社会の"常識"です。書いていて反吐が出るような言葉ですが、残念ながら事実です。でも、最近よく思うのですが、実はオフィスワーカーってトラック運転手より人生を無駄にしている所も大いにあるんじゃないでしょうか。 学校に行っていたとき、窓際の席ってありましたよね。そもそも教室のレイアウトは窓に向かって横を向いており、決して窓に背を向けているわけではありませんでしたよね。窓にも特にブラインドが常に降りていてまともに外の光も入らないとか、その日が雨なのかも分からないような環境では決してなかったですよね。しかも、学校では1時間おきに休憩があり、屋外での体育という授業もありました。それはとても健康的なことだと思います。 でも、一般的なオフィスを考えてみると、いつの間に雨が降って止んだのか分からなかったり、蛍光灯の明かりとパソコンのディスプレイばかり見ている為に気持ちが沈んだりするんですよね。それと比べると、トラックの運転手は雨だろうが晴れだろうが絶対に外の空気を吸わなければいけないし、日の光を浴びなければ仕事が出来ません。季節の移ろいを肌で感じたり、雨の後の青空や、時には雨上がりの虹なんかを見たりもするわけです。オフィスワーカーは虹なんて見ません。見れません。 そう考えると、オフィスで仕事をするって、本当に人生を無駄にしているなと僕は思うのです。安定していて、守られていて、安全で、でもその代わりに代償として支払っているものもとても大きいのですよ、オフィスワークって。危険だから、不安定だからと避けられる仕事の中には、実は人生をもっと楽しんでおくれるものがあったりするんですよね。社会通念って本当に怖いです。そういう本質の部分を学校も親も先輩も誰も教えてくれないのですから。 少なくとも、僕は今のところ虹を見ることの出来る生き方をしています。それが社会的に良いか悪いかは別にして、僕の人生はとても充実していますし、僕は自分の人生を本当に楽しんでいます。
by Alfred_61
| 2010-02-13 23:55
| 日記
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