結局、辛いときには音楽に励まされ、調子に乗りすぎては音楽に落ち込まされ、悲しいときには音楽に涙し、そんな感じで僕は生きてきました。生きていることを辛いとか、楽しくないとか、不毛だとか感じるときには、やはり音楽を聞いて作って演奏して、それでまた次の日へ向かうことが出来たのです。 今も同じです。年明けから今までさんざん色々なことに頭を悩ませ身体を酷使しやってきましたが、そんな中で昨日書いた3曲は、やはり僕を再び救ってくれました。これで、また前を向いてやっていけると、一晩経った今これらの曲を振り返ってみて感じることが出来ます。 昨日勢いで書いた予定外の曲には、"A Son of a Drug Store"という表題が付いています。大阪の北浜にまだ三越があった頃、それも第二次世界大戦前頃に、三越を挟んで堺筋の反対側にとある薬剤局がありました。そこに生まれたとある少年の、ちょっと昔の大阪中央区のお話です。 まあ、その少年の生涯うんたらの細かい話は別に聴衆に紹介するつもりもなく、どちらかというと音楽で表現している以上に具体的な言葉や歴史で知って欲しいとは全く思っていません。昔の、昔の話です。 明日は仕事の合間の休憩時間にも、多少なりとスケッチをしようと思います。次に書いているのは、前から構想のある"Sunlit Afternoon"、"The Ether"、そして"Between the Rivers"です。この調子で筆が進めば、暖かくなって桜が咲く頃・・・造幣局が桜の通り抜けに開放される頃にはそれなりに曲は溜まっていることでしょう。その頃、中之島バラ園のどこかで、これらの曲の物語を、時々弾いてみようと思っています。
by Alfred_61
| 2011-03-29 22:40
| 日記
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