生きている以上、正面から向き合って解決したり、自分なりの答えを見つけなければいけない事は身の回りに沢山あります。でも、人は「今だけ」と思ってそういう事から目を背けてしまいます。一時的な楽しいことばかりやって過ごせたらどんなに良いだろうと、逃げていない時でも想像し、望んでしまいます。 考えてみたら僕たち人間はただこの世界に生きているだけの存在で、別にテレビを見ないから死ぬわけでもなく、別に友達と酒を飲まないから死ぬことはないわけです。でも、いつの間にか僕たちの感覚で、一日の活動時間の大半をそういった一種の逃避行為で直視するべき事から目をそらしているのが当たり前になっているように僕は思います。 一日中真剣に物事に取り組んでいると「何気張ってるの?」とか「少しは休まないと」と言われますが、これはどう考えても悪魔の誘惑にしか思えません。僕は作曲を生業とするべく修業していますが、どうしてその大事な修業期間に気を抜いて現実から目をそらすことをするべきでしょうか? はっきり言って、もし一日脳みそを空っぽにして遊んでしまったら、死ぬ直前のベッドの上で絶対にその一日を思い出し、後悔すると思います。僕はそんな気持ちにはなりたくありません。そのために自分の本当の気持ちと向き合い、真実に自分がやりたいこと、死ぬときに思い出して後悔しない事を見いだしてそれを実行しているのですから。一度きりの人生です。明日死んでも今日を悔いることのないように今日を生きると言うことは、僕の自律行為の一つです。
by Alfred_61
| 2005-06-17 18:05
| 日記
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