今学校がThanksgiving休み(何やらアメリカ先住民がよそ者をもてなした温かい歴史のある風習を、彼らを追い出した連中がご丁寧に守っとるもの)なので、学校はほとんど人の気配さえありません。もちろん、学園都市であるブルーミントン市は一気に人口が半減したのかと思うほど静かで、車の数なんて1/4位になっています。 僕はもともと、深夜でも大阪から京都、奈良への運送トラックが間近を猛スピードで通るような所で育ったので、雑音には慣れています。(だから人の話を良く聞き流せるのでしょうか。)そのせいで意識していませんでしたが、普段これだけの音を聴いていたのかと今静けさの中で思います。 なんと食品屋まで完全に閉まっていて、食料を買い溜めておいて本当に良かったと思います。早くオランダへの曲を書きたいと思うのですが、それが余計に自分に制約をかけていて、どうも自由な発想が出来ていません。取りあえずあと一ヶ月はあるのですから、今は休みに乗じて体を休めることに専念しています。実際あまり外には出ず、オルガンの練習も気が向いたら程度であまり根を詰めていません。 正直今になって、今回の曲を『音楽 - ONGAKU』なんて題してしまったことをちょっと気にしています。なんだかこんなタイトルを付けてしまうと、まるでそれがすべてのように見えてくるのです。でも、あくまでこれは僕の音楽の一部であり、すべてではありません。・・・そうか、第一番と付けてしまおうかな。そうすれば少しは気が楽になるかも。 そもそも、この題はアカデミズムに囚われずに自分らしく、制約を取り払い、自由に書きたいモノを書いて人を喜ばせる曲という意味で付けたので、締めくくりとか総決算のような感覚は出来るだけ切り捨てたいのですが、やっぱり籠もれば籠もるほど精神は内へ向いてしまい、その方向を間違えればなかなかもとに戻らない袋小路に行き着くものです。ふぅ・・・明日は友達を呼んで鍋をするので、朝のちょっとした時間だけ曲をいじり、後は楽しもうと思います。
by Alfred_61
| 2005-11-25 14:38
| 日記
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