今回は予想外に偶然空席が出来たファーストクラスに乗ってデトロイトから関空までの13時間をかなり快適に過ごせました。ということで、今日本にいます。タンクが来日する28日までとりあえずゆっくり骨休めをするつもりです。 もう何度目になるか分からないアメリカ本土から日本までの飛行機の中、人の一日の活動時間と同じくらいの長さですから色々考えたりもするわけです。今回は何故かひたすら昔のことばかり考えていました。しかも楽しかったり嬉しかった記憶ばかり。僕ももう年なのでしょうかね。 特に昔バンドをやっていた頃のことを中心に考えました。自分が音楽を始めた頃のこと、どうして音楽をやろうと思ったのか、そしてその頃と今の違いについて。道を間違えたとは思いませんが、そろそろ初心に戻るべき時なのかなと、結論的にはそんなことを思いました。 オルガニストの友達がこんなことを言いました。 「能力を持つ者は、それを社会に還元する義務も同時に持つ。」 自分がクラッシックの作曲家として出来ること・・・ではなくて自分が社会に対して出来ること、と考えると自然と道が見えてくる気がしました。カリスマのいないジャパニーズポップスの世界で、ストレスを発散させる音楽の欠如によって増えつつある自殺、いじめ、引きこもり、NEET、それらの社会問題を音楽の力で改善していく原動力となれるように、いやせめてそうなろうと努力することが出来る立場にある自分を見れば見るほど何かをしなければいけないと思うのです。 時間も状況も少しずつ整いつつあります。もう少し、もう少し我慢して時が満ちれば、必ず自分に出来る精一杯で社会に自分の能力を還元していきたいと思います。それは義務だと、僕も思うのです。
by Alfred_61
| 2006-12-19 21:44
| 日記
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