現実生活が充実することは基本として必要なことですが、僕みたいな人間にとってその合間に幻想にどっぷり浸かる時間が必要だったりします。眠るとき、起きるときで全然感覚が違い、まるで起きたら自分が見たこともないような部屋、例えるなら偶然泊まったホテルの一室にいるような感覚をもつ、そんな感じのことです。 幻想は幻想でそれはしっかり持っておくべきだと僕は思います。特に僕のように作曲なんてしている人間にとって幻想はインスピレーションの宝庫ですから。何とかふとした瞬間でも頭の中に幻想を思いめぐらせること、それは生活そのものの充実に繋がることだと僕は思います。 少しずつで良いんです。自分の幻想を一日一ページずつでもいいから先へと進めていけば、いずれはそれが壮大な物語となって自分の作り出す創造の世界に多大なる影響を及ぼすのです。言ってしまえばそれは細かい一日一日の積み重ねの結晶です。長い目で先を見据えて努力すること、そして諦めずに毎日一歩実進むこと、それこそが大きな作品を作る礎となるのです。僕にとってそれは現実の中に幻想の入り口をみつけることから始まるのです。そこにしっかりとした線引きをしておけば、そこからは自由な世界が始まるのです。
by Alfred_61
| 2009-06-20 23:44
| 日記
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