組曲"Image Notes"の最初の曲は、僕が在学時に飛行機事故で志し半ばに死んでいった友人達へのオマージュなのですが、今日はアメリカのとあるロックバンドのベーシストがホテルで亡くなっているのが見つかったというニュースを見ました。こういう話を聞くと本当につくづく思います。聖書が「若者よ、若いうちに愉しめよ」と言っているのは真理だなと。喜びに満ちる時も、その後には必ず暗い悲しみの時が来るのです。終わりの来ないものなどこの世には存在しません。すべての幸せにも、すべての苦悩にも平等に終わりは必ず訪れるのです。 それならば、やはり今自分が何かを我慢して生きるよりも、やりたいことをやりたいだけやる方が幸せではないでしょうか。やりたくない仕事を続けて、社会から押しつけられた立場を守り、そうやって生きてもどうせいつか終わりは来るのです。逆にやりたい放題やってどれだけ人に蔑まれようが、社会不適応者の烙印を押されようが、その人生にも同じようにいつか終わりが来ます。 やりたいことがないなら社会にルールに従って堅実に生きれば良いでしょうが、やりたいことがあるならどうしてそれをしないのでしょう。今やらなければ、もしかすると明日には自分が事故にあって死んでしまうかも知れないのに。そうなったら後悔する、と自分で分かっているのにどうしてやらないのでしょう。やりたいことをせずにやりたくないことを我慢してやっている、それは何というか勿体ないですね、人生が。 何でも挑戦してみるのは良いことですが、あくまでもそれは自分が自分らしく生きられる道を探すための手段であることを忘れないようにしなければいけないと僕は思います。とりあえずと就職してみた会社で特に充実するということもなかったけれど結局10年20年はたまた終身雇用で働いた、なんていうのはなんだか目的を見失って惰性で生きているようにしか僕には思えません。会社を辞めれば自分の履歴に傷が付くから、なんて、それこそどうせ人生が終わるときにはすべてリセットされるのですからどうでも良いことのように僕には思えます。 終わりの日は近いと感じ始めてから動いていては遅いのですよね、実際。今、何の危機もない今やっておかなければ結局後で後悔することになる、ということをなかなか若いうちには気づかないものですが。とりあえず僕は自分のやりたいことをやっています。社会からなんと言われようが、今自分がしたいことを今しなければ結局やってくるのは後悔の日ですからね。若いうちに愉しまないと。
by Alfred_61
| 2010-05-25 23:55
| 日記
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