例えばあと1週間で自分が何らかの理由で必ず死ぬ、とします。そしてその瞬間までは元気に動き回れ、何でも出来るとします。そうなったら、その限られた人生をどうやって使うか、それはその人の自由だ、と多くの人は口を揃えて言うでしょう。あと1週間なんだからやりたいことをやればいい、と。でも、人間はいつか死ぬわけで、それは同じ限られた人生と言えなくはないでしょうか。僕は少なくとも同じだと思っています。 だから、怠けたければ怠ければいいと思います。他人に迷惑をかけるならかければいいと思います。何かを頑張りたいなら頑張ればいいと思います。逃げ出したいなら逃げればいいと思います。何をしても、それは究極的にはその人の人生ですから、そこに良いも悪いもないと僕は思います。やりたいと思わなければやらなければいいと思います。やりたくもないのにやるのは人生の無駄だと僕は思います。でも、それを"責任"だと自分で納得してやるなら、それはそれでその人なりの正しい生き方なんだと思います。 やりたいことや欲しいものが手に入らないから人間は色々な行動をとります。とにかくその対象物を否定したり、自分はダメだと悲観的になったり、手に入らない現実から逃げたり、そこでの経験をきちんと次へと昇華したり、それはもう色々です。でも、それはその人の人間性の問題なのです。自分がやりたいと思っていることに対してとる行動はどれも間違っているわけではなく、ただそこにはその人の人となりが顕著に表れるというだけです。 その状況で自分が何をするか、そこに間違っているということはないのです。ただ、どんな生き方だろうが道だろうが、自分が選んだ道であり自分で望んで納得して進んでいるのですから、それを振り返って後悔するのはどうかと僕は思います。きちんと向き合って認めて生きればいいと僕は思います。どんなに社会的に批判される生き方だったとしても、それはその人の決めて納得した正しい道だったのですから、それを自分以外のすべての人から否定されても、それでも自分はきちんと認めてやるべきだと僕は思います。 人生の使い方に正解はないし、間違いもないのです。生きたいように生きればそれでなにが悪いでしょう。
by Alfred_61
| 2010-07-12 23:55
| 日記
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