今日、家に帰ってきて靴を脱いでいる時に靴箱に手をかけたのですが、そのはずみで今までずっと気に入っていた左耳の欠けたまねきねこを落としてしまい、まねきねこは無惨に2つに割れてしまいました。陶器製だったので散らばりはしませんでしたが、粉々にならなかったことが逆にこのまねきねこが役目を終えたということなのかも、と思ってしまい、胸が熱くなりました。 2011年8月度は僕が人生において月別で考えて最も沢山お金を稼いだ月になりました。年明けから馬車馬のように昼夜問わず働き続けてきて、とうとうここまでのお金を稼ぎ、そしてその波も一旦8月末で落ち着きました。右招きの財運まねきねこだったのですが、ちょうど今年の頭頃から妻と可愛がっていて、汚れを拭いてあげたり色々していたのです。 元々妻が以前のバイト先で売り物として在庫されていたまねきねこの中で運送中に左耳が欠けてしまったため売り物にならないから捨てるという店側の判断に、それならばと貰ってきたものでした。今思い返せば、本当に必要なときに仕事が集まってきて、不思議に必要以上の苦労はしませんでした。それも、きっとこのまねきねこのおかげだろうといつも妻と話していたのです。 本当に思い入れの強かったものだったため、割れた欠片もすべて伏見稲荷神社の紙袋に入れて、次に参拝するときにお札やお守りを返す場所に返してこようと思っています。接着剤でくっつけて、と言うことも考えましたが、何分顔に目立つ割れ目が残ってしまうので、これはもう役目を終えたのだろうと思い、僕たちには縁の深い伏見稲荷に返そうと決めました。 正直、涙が出そうなほど悲しかったですが、これもまた一つの別れ。次の出会いがまたあるのだろうと思っています。
by Alfred_61
| 2011-08-30 22:27
| 日記
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