なんだか気がつけば一週間くらい更新してないですね!理由は色々あるのです。まず、ここしばらく体調が優れず、その原因の一つであろう睡眠不足から、夕食を摂った後に肝臓への負担を軽減するため横になったらそのまま朝まで風呂にも入らず眠ってしまうんです。食後に横になるのはちなみにもう半年くらい続けていますが、そのまま眠ってしまうのは本当にここ2週間くらいの話です。 一週間に1日休めるかどうかというペースで仕事をしてきたのですが、その休みの日も朝いつも通り8時台には目を覚まして一度起きて色々するのですが、お昼前にちょっと横になったらそのまま寝てしまい気がついたら夜の8時くらいで、その後夕食を摂ったらまた眠くなってすぐに寝て次の朝には仕事に行く、という感じだったのです。 ブログを書くどころか、一日自分のPCを立ち上げない日が続いていたのです。考えることは沢山あっても、身体がある意味限界に程なく近づいているように感じる所もあり、なかなかここも更新出来ませんでした。しかし、そんな自分の状況にちょっと関連して、最近僕が管理しているドメインのWhois情報が正しいかの確認メールが届きました。中身を確認しましたが、情報に変更がないなら特に手続きは必要ない、とのことなのですが、これはこれで不思議な気分でした。 僕がまだアメリカの大学にいた頃、友人が飛行機事故で亡くなりました。このとき、周りの友人達は彼の親族に許可を得て彼のアパートに入って色々と情報を持ち出したり、部屋の片付けをしたりしました。その時、当然ですが亡くなった友人のPCを回収して中身を確認し、色々なものの処理をしたのです。例えば彼が書いていたブログに彼が亡くなったことを書いたり、それこそ彼が管理していたドメインの処理とそこで公開されていたサイトの閉鎖など、それはもう細かいことを色々していたのです。 よく考えると、ああやって周りに残していった物を処理してくれる友人が居るならインターネット上の遺物もかなり処理できるでしょうが、もし誰も身寄りのない状態で急遽したら、その人が管理していたインターネット上の色々な物は一体どうなるのでしょう。変な話、これからの時代、管理者が死去してそのまま放置されているサイトやドメインなど、つまりはインターネット上の遺産というか廃墟というかそういうものがどんどん溢れていくのではないでしょうか。 そもそも、インターネット上のフィギュアつまり人物像というのはそもそも仮想の物であり、実態はないのです。それが"生きているか死んでいるか"はインターネット上では知ることがまあ難しいわけで、もっと言えば生きているとか死んでいるとかどこからともなく情報が出てきたところでそれが本当かどうかなんて確認する術はないのです。 僕は個人的にそういうメディア上のフィギュアとして音楽を発表したりするつもりがほとんどないですし、自分の音楽は究極的にはリアルにしかないものだと考えています。データでは絶対に表現できないものを表現することが自分の音楽だと僕は信じているので、どうしても世界が社会がまるで仮想世界を現実であるかのように混同し始めているこの時代と自分との間に距離を感じます。
by Alfred_61
| 2011-09-21 23:55
| 日記
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