何度目でしょうか、結果が同じになる夢をよく見ます。今日は妙な感じでした。夢は二つのセクションに別れていて、一つ目はある目的地にたどり着くまでの話で、もう一つはそこから必死で逃げて帰るものでした。 一つ目は何故か見知らぬ、でも状況では知っている事になっている同年代の女の子と電車に乗っています。彼女は僕とは違う目的地を目指しているのですが、途中まで同じだからと言うことで同じ電車に乗りました。しかし、頭にしっかり道筋を覚えていたはずなのに僕は乗る電車を間違います。そしてそれは彼女をも巻き込んで、二人でどちらの目的地でもない場所へと向かう沿線に乗っていることに途中で気づきます。そしてそこから乗り換え地点へと引き返す辺りで最初のシーンは終わります。 二つ目は僕が一人である不思議な宗教のセミナーに参加しています。自分で興味があり、経験だと思って自分の足でそこへ来たのは分かるのですが、セミナーが続くにつれて少しずつ違和感を感じ始めます。ある大きなビル、角度によっては何故か僕の通っていた大阪の小学校にあった一つの校舎に似ているのですが、そこの屋上で数百人の白人に紛れてアジア人の僕がセミナーを聴いているのですが、顔も見えないし誰かも分からない講師の言葉が少しづつ参加者を催眠か何かにかけてゆくのを僕は誰よりも早く気づきます。 気づいたときにはすでに他の全員の参加者は催眠にかかっていて、全員が「異端者」の僕を排除しようとうつろな目でゾンビのようにゆっくり、でも確実に押し寄せて来ます。僕は必死に逃げるのですが、これまた不思議なことに階段で階を降りていく間に、その夢の状況とはかなり関係のない種類のグループを、反対の上り階段に見つけます。彼らは催眠にかかっていないのですが、僕はそれよりも自分の身を案じて逃走を優先します。 またおかしな事に、そこでシーンが一度逆戻りします。次に気づいたときはまた例の屋上で、ちょうど僕がセミナーに到着した時間という場面になります。一人の白人男性(同い年かそれ以下の少年?)と、何故か作曲の話をするのですが、僕が言いたいことを言い終わる前に催眠が始まり、今度はみんな一同に屋上の縁へと向かい、そこからボトボトと下へ落ちて行きます。「みんなで自殺をしましょう」という感じの催眠だったのですが、またそれにかからないのは僕だけで、その場から恐怖のあまり逃げ出します。しかし今度は顔も見えない催眠の講師が凄い勢いで僕を追ってきます。そして階段を下りる最中、再び関係のないある人のグループを反対の階段に見、僕はその後突然、人生の大半を過ごした大阪郊外の街にいます。あともう20メートルくらいで旧家(今は僕の兄夫婦が住んでいて、僕の住所地ではない)にたどり着くと言うところで幾ら走っても足が前に出なくなり、必死に躰を前方に傾けながら前進していく所で目が覚めました。 状況は全く違うのですが、僕はこういう感じでたった一人生き残る夢を何度も見たことがあります。今回の物もそうですが、いつも周りの友人や人々に襲われるもので、でも最終的に僕が死ぬことはないのです。一体これらの夢にはどういう意味があるのでしょうか?
by Alfred_61
| 2005-05-21 00:53
| 日記
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