最近非常に創作活動に集中しているせいか、やたらと時間が流れるのが遅く感じられます。それと同時に脳みそが糖分を欲しがったり睡眠を要求したりしてくるのですけどね。とにかくこの1週間ほどはとても充実していて、まるで大学時代に戻った気分です。 こんなにも考えなくて良いことは考えずにやりたいことにのめり込めているのはもしかすると本当に大学卒業以来初めてかもしれません。それが具体的にどんな未来に繋がるのかなんて本当に頭をよぎることさえありません。これは作曲家として至福の時と言えるでしょう。 ただ、久しぶりに表に出て誰かと会ったりするときの違和感といったら半端ないですね。浦島太郎の気分です。これも大学時代を思い出させる一つの理由です。あの頃はとにかく部屋にこもって曲作りばかりしていましたから、他人と喋らないんですよ。唇が上手く動かないと感じることも珍しくはなかったのです。言葉で誰かに伝える気持ちがあるならばそれは音楽へと昇華させるべきだと、そしてそれを毎日実行していたのが僕の大学時代でした。 今はあの頃と比べるともう少しだけ社会的かもしれません。他人との関わりが有り、同じ目標に向かって一緒に努力したり、一緒に盛り上がったり、インターネットという道具のおかげでですが海外ともそんなやりとりが出来ているのは非常に嬉しいことです。 来年1月にはステージに立ってお客さんの前で自分の曲を演奏するんですけどね。それがなんだか、普通は急いで準備しないと、とか間に合うか、とか追い込まれるんですけど今回は全くそれがないですね。絶対に上手くいく根拠のない確信が何故かずっと心の中にあります。まあ、流石に明日辺り会場候補の1つに足を運ぼうと思ってはいますが。 一日がこんなに長くて楽しく感じられるのは本当に幸せです。お金なんてこの幸せと等価交換するなんて根本的に不可能なんじゃないかと思えるくらいです。しかし社会はそれで回っているんですけどね。まあ、僕はその歯車としては今完全に母体から独立した世界で回っていますが。これはこれで非常に楽しいものです。
by Alfred_61
| 2012-10-14 23:55
| 日記
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