毎日朝から晩まで勉強して、夜には疲れて倒れるように眠る日々ですが、やっぱり少しは楽しみもないと精神が持ちません。さて、以前の記事で来月に僕のギター組曲がインディアナ州州都インディアナポリスの大学で初演されることを書きましたが、これについて友達とちょっとした賭をしています。 演奏するのは僕の友達Bret Hoagなのですが、こいつは今までに僕の仲間二人Rafael HernandezとAnthony Joseph Lanmanの曲も初演してきている、まあ顔なじみなのです。それで、初演当日も僕とTonyが同席するのですが、二人でBretの演奏について賭をしようという話になったのです。 もしヤツがあんまりにも曲を弾きこなせないために演奏会を中止したら、僕がTonyにコーラを奢り(Tonyは酒がほとんど飲めない)、もしBretが僕の曲をバリバリ弾いたらTonyが僕にビールを奢るというモノです。昔友達から、演奏家同士でも演奏会の前に賭をやったりするという話を聞きました。それは弦楽四重奏で最初に間違えたヤツが全員に寿司を奢るというモノで、最初に間違えた第二ヴァイオリン以外の全員が演奏後にお辞儀しながら、ステージ上の人間にしか聞こえないくらいの声で「す~し、す~し」と呟いていたそうです。 普段必死に練習したり作曲したり苦労してるんですから、たまにはそういうことしてもいいですよね。それに、何となく思うのですが、音楽なんてエンターテイメントを生業にしている以上、遊び心なしに人を楽しませることも出来ないんじゃないでしょうか。楽しくやってこそ音楽ですからね。僕は別に今回演奏する訳じゃないですが、これは作曲家の特権ですよね。
by Alfred_61
| 2005-09-21 13:59
| 日記
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