あっ・・・・・・・・・・・・・・・という間にもう十一月。十月なんて暴風雨の中を全速力で走り抜けた感じで、やり残したことも見逃したことも沢山あったし、何よりひたすら疲れました。取りあえず長いこと制作していたViolin Suiteが完成し、明日先生に見せます。来月にはドイツ、フランクフルトにあるゲーテハウスで僕の曲が初演されるという嬉しい予定もあり、充実はしているのですが、何せちょっと忙しさに押しつぶされそうです。 たまには一人でワインでも飲もうと思い、豚肉の首肉のワイン煮込みに使った残りの赤ワインを飲んでいます。さりげなく、僕が良く作る簡単なワインのつまみを一つ紹介します。 あらかじめハムを作っておく。作り方は、ブロック肉の1/3ほどの重さの塩を肉にまんべんなくまぶし、ビニール袋(二重)に入れて一晩冷蔵庫に寝かし、翌日たっぷりの水で10分ほど茹で、火を止めて一晩放置して、それから冷蔵庫で保存する。 レシピと言うほどのモノではなく、ただ8等分に切ったトマトに手作りハムを可能な限り薄く切って一片に一、二枚ずつのせ、オリーブオイルをかけてから刻みバジルと黒胡椒をかけるだけなのです。これがかなりサッパリとして美味しく、トマトの自然な甘みを十分味わうことが出来ます。 これがなかなかワインに良く合うのです。ドライな白ならより良いのでしょうが、今日はまろやかな赤と一緒にしました。この料理は作曲仲間のRafael Hernandezがバケツ一杯作ってくれというほど大好きで、今はカリフォルニアに引っ越してしまって作ってあげられませんが、昔はしょっちゅう僕のアパートに呼んで作ってあげたものです。 こういう話を作曲の先生方にすると、いい加減に結婚しろと言われるのですが・・・ねぇ。相手もいないし。細かいことにこだわる性格ですから、奥さんになるひとは苦労ばっかりするんじゃないでしょうか。その代わり毎日ご飯作ってあげますけどね。はは。
by Alfred_61
| 2005-11-01 13:07
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