やっぱり例の「制作後のディプレッション」というヤツで、今日は一日完全に寝込んでしまいました。朝Anthony Joseph Lanmanをインディアナポリス空港まで片道一時間半かけて送っていき、帰ってきたらバッタリ。必死に3週間で書き上げた『音楽-ONGAKU-』という曲が完成してしまい、パート譜も作り上げて先日もうオランダに送ってしまったのが原因と思われます。 何となく、最近思うのですが、僕は作曲という作業にエクスタシーを感じすぎて、きっと脳内麻薬が四六時中出ている状態なのではないでしょうか。だから、それが切れたときに緊張の糸も同時に切れ、一気にヴァイルスなんかにやられるのではないでしょうか。しかも脳の状態が一種の麻薬中毒のようになっているわけで、そこに頭痛薬でも飲もうものなら副作用が出ると。いやはや、どうすればいいのでしょうかね。 そういえば、こういうことを考えているとヴァーグナーを思い出します。このおっさんは作曲に興奮しすぎて、知らない間に心臓を患っていたのです。それをあまり気にせず制作や企画を続けていたので、結果突発的な心臓麻痺で死ぬんですね。音楽がすべてだった作曲家の一人だと思います。まさに音楽に生き、音楽に死んでいった天才です。 別に自分がヴァーグナーと同じと言うわけではありませんが、音楽を書くということで健康を害するのはなんとか対策を立てなければいけません。個人的に一番の解決策はいい奥さんを見つけて結婚することだと思うのですが、そんなもの、音楽で成功することより遙かに雲を掴むような話です。情けないことですが。どうせ医者にかかってもきちんと状態を理解してくれることはないでしょうし、なんとか自分で解決策を見つけるしかありません。
by Alfred_61
| 2005-12-23 10:28
| 日記
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