日本は本当に良い国です。なぜなら食べ物が美味しいから。世界的に見ても、群を抜いて美味しいと思います。さて、本日は久しぶりに寿司を食いに行きました。 本日の優勝: カワハギのタタキの握り すいません、美味しかったです。文句なし。つけようがありませんでした。カワハギ独特のあの食感を握りにしても味わえるように炙られタタキにされた身の上に、ほのかに彩りを添える紅葉おろしと薬味ネギのみじん切りが散らしてありました。 白身魚は味が淡泊ですがその爽快感をあそこまで強調するととんでもなく美味しいのだと言うことが分かりました。もう辛口の日本酒が飲みたくて仕方がなかったのですが、明日はまた胃の検診に行くので今日は飲みませんでした。でも飲みたくて手が震えました。 日本食がなぜ美味しいか?それは日本人が味にうるさいからです。しかも今だけではなく、ずっとずっと昔からそうだったからです。高級食材が美味しいのは当たり前。けれども日本料理はその辺にある当たり前の食材を驚くほど美味しくしてしまう。それこそ自然崇拝神道の精神が、大小すべての自然には神が宿り、それにより我々が生かされているのだと文化そのものに影響した結果でしょう。一匹の魚をありがたやと感謝して"いただきます"と一礼し、その味をすべて味わうようにゆっくりと、残さず骨までしゃぶるように食し、"ごちそうさまでした"と最後に礼をする。ああ・・・こんな国に生まれて本当に良かった。 カワハギの握りは量的には少しでしたが、その味がまるで心一杯に広がるような、そんな幸せな気分になりました。いや美味しかった。ごちそうさまでした。
by Alfred_61
| 2006-06-27 23:24
| 日記
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