昨日あった3つの中間試験の為にここ最近バカみたいに毎日朝から晩まで勉強していたのですが、それが終わって一日経った今日、やはり無理をしていたのか、緊張の糸が切れたようにさりげなく風邪気味です。ひきはじめのような感じで、これから気を抜くとぶっ倒れそうな感じ。 でも、先ほど軽いトランキライザー(鎮静剤か・・・)と頭痛薬を飲んだら、一気に躰が軽くなりました。この二つの薬は一日一回、大抵朝に飲むのですが、今日は朝バタバタして飲み忘れたのでした。ちなみに、この二つの薬は"精神を落ち着ける"作用があり、同時にある意味脳みそを麻痺させるのです。こいつ等が効いている間は、結構変な夢を見たり、作曲に集中できなかったり、場合によれば抵抗できない睡魔に襲われたりするのです。 けれどもこれらの薬を飲み始めてもう3ヶ月ほどになります。体調回復に大きな助けとなったのは間違いないのですが、同時に変なことを考える原因にもなったのでした。先日商業音楽と芸術音楽の狭間でアワアワ考えたのも、恐らくこいつ等のせいが大きいでしょう。昨日テストが終わったあとには何故か妙に数年後に夢のような生活をしていることを妄想しました。 京都や大阪の芸大で作曲や音楽理論を教える講師をしながら、その傍らでEighth BlackbirdやBang on a Can All-Starsのような変則ロックバンドを組み、大阪は南港などで小さな倉庫を借り切り、中を改装したりして自分たちのスタジオにしてしまい、リハーサルやレコーディングが出来るようにパソコンも入れたりして、場合によれば泊まり込みでレコーディングしたり練習したりしながら生活する・・・なんてこと。ちなみにアメリカではすでにもうスタンダードに浸食してきつつある変則ロックバンドというのは、エレキギター、エレキベース、ドラムセットのロックバンド骨組みにクラッシックや民族音楽の楽器を入れたグループを指します。例えは僕の曲で"音楽"がわかりやすいでしょう。この曲はロックバンドとブラスバンドとコーラスを混ぜた19人編成の大室内楽曲です。 まあ、僕がプロとしてやりたいのはさすがに19人とはいきませんが、ロックバンドの骨組みにハモンドオルガン、アルトかバリトンサックス、電子ヴァイオリン、電子チェロ、あとはコーラスが5人くらいいれば十分面白いことになると思います。今考えている構想では、やりようによればエレキギター一本に対してベースが二本という前代未聞の編成も可能ですが。そういう編成でも曲を書けるのは今までの修行のたまものでしょう。 商業の世界に入るにしても、僕はパソコンの上でだけ作る音楽とは逆の音楽を書くのが得意で、というか人の魂が直接表れる"演奏されるべき"音楽を書くので、自分の個性として極力電子音楽を人間の代わりに使わない作品を製品にしていこうと思っています。それをやろうと思うと、やっぱり自分のバンドを持っているのが一番良いと思うので、とにかくいつ日本に帰るにしても帰ってまずするのはバンドを作ることです。 またなんだか今日は変な夢見そうな予感がします。頭がちょっとへべれけになりつつあるかも。・・・フフフ。
by Alfred_61
| 2006-10-20 08:58
| 日記
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