今学期が始まる頃、世の中にはインターネットラジオなるものがあるとやっと知り、特に好きなアニメの声優なんかがやっている番組を今では毎日沢山聞いています。テスト勉強しているときなんて、ラジオを聞きながらやると妙に捗ったりします。 基本的に、アメリカにいるのに日本語ばかりを書いたり呼んだり聞いたりしていると英語に支障が出るのですが、今学期はもう無性に日本が恋しくてたまらないので、部屋にいるときは日本語バリバリで外に出たら完全英語でとバイリンガルな生活をしています。何というか、そうやって自分の中でバランスを取らないと、ずっと英語ばっかりで考えていると現実的なことばかり頭にグルグルするので悪循環してしまうのです。 僕にとって、英語で話すということはどうも自分が自分でなくなっている感覚があるのです。例えば、日本語で「愛してるよ」なんて死んでも言えませんが、"I love you"なんてアメリカ文化で使われるとおりの頻度でポンポン言えます。これは明らかな差ですが、もっと細かいところで色々気を遣う所が違うのですよ。英語ばかりでも日本語ばかりでも肩がこるというか、頭がどつぼにはまりやすくなるんです。 日本にもアメリカにも良いところも悪いところもあり、けれども究極的には自分は日本でなければダメだなと感じるこのごろです。特に季節、食文化、気候、土地の広さ、景色の多様性、それらではもうアメリカは嫌です。中西部にいるせいがあるのですが、このどれも今の環境では最悪です。最も悪いと書いて最悪です。これ以上悪い状況があるのかと言いたくなるほど悪いです。おかげで健康が不安定で仕方がありません。これらのことがどうでも良く感じられるほど元気な人にはそんなに悪い状況ではないのでしょうけど、僕はもう限界ギリギリです。 ネットラジオはこの状況である意味ゴスペルのように僕の耳には響きます。本当に良い時代になったなと思います。ラジオはテレビと違って聴覚から入ってきて想像力をかき立ててくるので、脳みそのエクササイズにも最高ですし。あまりにも非現実的な内容も、日常の緊張や肩のこりをほぐしてくれて、たまには大笑いしたりも出来るようになってきました。英語ばっかりで生活している僕は外国人の友達に「お前が笑うってことはよっぽどおかしいことがあったんだな」と言われるほどクソ真面目な日本人です。怖いとか言われることも良くあります。もう少し気を抜いたり笑ったりするのが僕にはプラスになるんでしょうね。ホント、ネットラジオ様々ですよ。
by Alfred_61
| 2006-10-26 07:28
| 日記
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