僕は、自分で言うのも何ですがこうと決めたらとんでもなく頑固で、どれだけ時間や手間がかかろうがそれをやり遂げるまで止まりません。そして、こうと決めたら、もうそれまでの曖昧な状態に戻ることは絶対にないのです。僕と音楽をやっていく仲間達にも、そういうことを実際に感じて知って貰える機会が今やってきたことに少し感謝したりしています。 僕のバンドSOUND GATEのアメリカ人メンバー二人はまだアメリカに住んでいて、VISA所得を待っているのが一人で、もう一人はこの秋に訪日して街や国を見てプロジェクト参加を決めようと予定を組んでいます。つまり、こいつらがはっきりするまで僕とベースのIはおあずけを食らっている状態なのです。しかも、バンドとしてそれ一本に人生をかけるほど集中するには、メンバー同士の信頼なんかは重要なわけです。だからというかなんというか、今まではアメリカ人メンバー二人の動向を僕たちが"信じて待つ"という形でやってきたのです。 でも、結局二人とも早くて来年の春に日本へ移り住むことが見えてきたので、僕とベースのIがそれまでの間に企画バンドを立ち上げてライヴをすることにしたのです。これをアメリカ人メンバー二人に伝えたら、片方がなんだか突然態度を変えられたことに不安を感じているようなことをほのめかしているのです。いやいや、今まで十分時間をあげて、それでも先延ばし先延ばしにして僕たちを焦らしてきたんですから、それならゆっくり準備してもらってその間に僕たちはさっさと音楽を始めるよ、と僕は言っているのです。 そういえば前の彼女との別れでも、僕が「あ~、やめ。もうやめる。お互いの幸せを探そう。」と言い出してから「やっぱりやり直そうよ」みたいに泣きつかれましたが、僕はそういうことを決めて口にした瞬間に絶対に後戻りはしません。それが音楽に関することなら当たり前です。企画バンドをやる、と言ったら絶対にやります。もう今になってそれを中止することはありません。 これから本気で僕のバンドという運命共同体のメンバーになるつもりなら、僕がそういう性格であることは知っておいてもらわないといずれ問題が生じます。彼らを信じていない訳ではありませんし、彼らが日本に来たらそっちをメインにやりますよ。でも、早く来てくれと言いながらも寛容にしっかり時間も情報も与えてきたのですから、そこにつけ込んで甘えたり自分たちが優先されているような錯覚をされては困るのです。それではフェアなグループになりませんからね。 そうですね・・・特にみんなに理解してほしいのは、僕はある時点でブツッと切り捨てるタイプの人間だ、ということでしょうか。基本的に僕は将来性を尊重したり、じっくり時間を与えたりたいていのミスを許すのですが、それで向上心をなくしたり一度魂をなくしてしまったら、もうそれを取り戻すチャンスは絶対に与えません。一度もうチャンスを与えないと決めたら絶対に与えません。泣いて頼もうがお金を積もうが絶対にです。今回はそんな絶望的な話ではありませんが、これでこれからのヒントは与えました。仏の顔も三度まで、ですよ、とね。
by Alfred_61
| 2007-09-07 02:46
| 日記
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