安上がりで、作るのも楽しくて、味も美味しくて、健康的なお菓子を作ってみよう。うん、そうしよう。ということで饅頭を作ってみました。今回中に入れたのは潰したジャガイモで作った爽やかに甘いペーストでしたが、入れる物は結構冷蔵庫に眠っている物を工夫すれば何とでもなると思います。 材料:小麦粉(強力粉と薄力粉1:1)、重曹かイーストかベーキングパウダー少々、卵、ジャガイモ、ラム酒、塩、砂糖 ①小麦粉(強力粉と薄力粉1:1)と重曹少々、塩ひとつまみをあらかじめ軽く混ぜておく。それをかき混ぜながらお湯を少しずつ入れていき、まとまってきたら手でこね、耳たぶくらいの硬さにする。良くこねたら丸くまとめてボウルの上からラップをして小一時間室温で寝かせる。 ②ジャガイモを皮のまま茹で、しっかり中まで火が通ったらお湯からあげて皮をむき、あればポテトマッシャーで出来るだけ細かく潰す。そこに卵黄一個分、砂糖は好みの量、ラム酒は蓋に一杯程度を入れて良く混ぜ、ペースト状にする。 ③大きな鍋に少量の水を入れ、その上に蒸し器を載せ綺麗な布巾を敷き、さらに蓋に大きな布巾を巻き付けて蓋を閉じ、中火で鍋の中に蒸気を充満させておく。その間に寝かせた生地とペーストを同じ数になるように等分して、生地を手でのばしてペーストを包んで形を整える。 ④蒸し鍋に饅頭を間隔を開けて並べ、蓋をして30~40分ほど(この辺は饅頭一個ごとの大きさによる)蒸す。蒸し上がったかは一つ割ってみるか爪楊枝を指してみて蒸しパンのような感じだったら大丈夫。火を止めて蓋を軽くずらし、10分ほど蒸らしたらできあがり。 とりあえずできあがったら一つかぶりついてみましょう。生地が硬かったら重曹の量を増やしたり強力粉の割合を減らします。中に入れるペーストは栗でもサツマイモでも出来ますし、もちろん小椋小豆や白あんでも美味しいでしょう。もっと小洒落るなら青菜の煮付けなんかを包んでも美味しいでしょうし、もちろん肉まんにすることも出来ます。でもせっかくお菓子なんですから何か甘い物を創作してみて入れるのが面白いでしょうね。 いやしかし、今回作った饅頭なんですけどね、何故か生地をつくって饅頭を包んだ所までは真っ白だったのに、蒸し上がって蓋を開けたら黒砂糖を混ぜ込んだような褐色になっていたんですよ。なんでやねん?mixiの僕のページに写真を載せましたが、写真で見ると巨大な肉団子に見えるんですよね。でも味は手作りらしくシンプルでいてしつこくなく、甘さも非常に爽やかな適度でなかなか美味しい物に仕上がりました。おお、どうせならニンジンペーストとかカボチャペーストとかを入れても美味しそうですねえ。タマネギを使うならやっぱり豚肉が欲しいかな。たっぷりのタマネギと薄切り豚肉少々を塩こしょうで炒めて饅頭に入れても美味しいんじゃないでしょうか。個人的にはピーマンの甘辛炒めなんかを包んでも美味しそうだと思います。 この饅頭は、確かに手間暇はかかりますが単価は安いし、作り方次第で健康にも良いし、休日に色々と考え事をしながら作るにはもってこいだと思います。ちなみに、多分今回の饅頭が変色したのは重曹の種類の問題だと思います。あと、この生地は応用すれば蒸しパンを作ることも出来ます。卵を入れたりするんでしょうかね、その時は。とりあえず、蒸す、焼く、煮る、炒める、漬ける、くらいの料理技術は持っていたいものですね。人生が安くそして楽しくなりますよ。中に詰める具によって鉄観音茶とか日本茶、紅茶などを是非用意しておくことをお勧めします。
by Alfred_61
| 2008-01-23 17:02
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